「SQLアンチパターン 第2版」を書籍棚に追加しました

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「SQLアンチパターン 第2版」を書籍棚に追加しました

「SQLアンチパターン 第2版 ―データベースプログラミングで陥りがちな失敗とその対策」(Bill Karwin 著、和田 卓人 監訳、児島 修 訳/オライリー・ジャパン)を書籍棚に追加しました。

本書は、リレーショナルデータベースを扱うシステム開発で陥りやすい失敗(アンチパターン)を深く掘り下げ、実践的な解決策を解説する名著の第2版です。

この本で学べること

SQLやデータベース設計における多様なアンチパターンと、それらを回避するための実践的な方法を学ぶことができます:

データベース論理設計のアンチパターンでは、ジェイウォーク(信号無視)、ナイーブツリー(素朴な木)、IDリクワイアド(とりあえずID)、キーレスエントリ(外部キー嫌い)、EAV、ポリモーフィック関連、マルチカラムアトリビュート、メタデータトリブルなどを扱います。

データベース物理設計のアンチパターンでは、ラウンディングエラー(丸め誤差)、サーティワンフレーバー、ファントムファイル(幻のファイル)、インデックスショットガン(闇雲インデックス)について解説します。

クエリのアンチパターンでは、フィア・オブ・ジ・アンノウン(恐怖のunknown)、アンビギュアスグループ(曖昧なグループ)、ランダムセレクション、プアマンズ・サーチエンジン(貧者のサーチエンジン)、スパゲッティクエリ、インプリシットカラム(暗黙の列)を扱います。

アプリケーション開発のアンチパターンでは、リーダブルパスワード(読み取り可能パスワード)、SQLインジェクション、シュードキー・ニートフリーク(疑似キー潔癖症)、シー・ノー・エビル(臭いものに蓋)、ディプロマティック・イミュニティ(外交特権)、スタンダード・オペレーティング・プロシージャ(さびついた開発標準)について学べます。

第2版の新要素

第2版では内容を大幅に改訂し、新規書き下ろしの章と15のミニ・アンチパターンが加わりました。また、日本語版付録として、奥野幹也氏による書き下ろしのアンチパターン「砂の城」も含まれています。

こんな方におすすめ

  • データベース設計に関わる開発者
  • SQLクエリのパフォーマンス改善に取り組んでいる方
  • ウェブアプリケーション開発でデータベースを扱う方
  • SQLインジェクションなどのセキュリティリスクについて学びたい方
  • より良いデータベース設計とSQL記述を身につけたい方

ツリー構造や継承構造のテーブル設計、NULLを正しく扱う手法、ランダムに結果を返すクエリやグループ化を行うクエリのコツなど、実務で直面する課題への実践的なアプローチが満載です。

書籍情報

  • 著者: Bill Karwin
  • 監訳: 和田 卓人
  • : 児島 修
  • 出版社: オライリー・ジャパン
  • 発行年月: 2025年07月
  • ページ数: 400ページ
  • ISBN: 978-4-8144-0074-4

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